!本サイトはプロモーション・広告を含んでいます。
私も生のプルーンは食べたことないです。結構珍しいものなんでしょうか?
なぜプルーンが気になった?
2を『プ』6を『ルーン』の語呂合わせから、プルーンの魅力の伝え、販売を促進していくことを目的に、サンスウィート・インターナショナル日本支社が制定しました。
「サンスウィート」社は、アメリカのカリフォルニアを拠点としたドライフルーツのメーカー。
プルーンの栽培から加工技術においてはパイオニアとされる老舗メーカーです。
生のプルーンって売ってるの?
私もドライのものしか見たことがないのですが、加工食品ならば生の果実が必ずあるはず。が、関東近郊ではほとんど市販されていない気がします。
国内生産されているプルーンは長野県がダントツでシェアNO.1、次いで北海道がNO.2となっています。
プルーンの果実は7月中旬から9月までが旬で、生で食べられるのはこの時期。
最も美味しく食べられるのは果樹についた状態で完熟したものとされていますが、それだと日持ちしないらしく。
早めに収穫して輸送中に追熟させる方法もあると思いますが、産地以外での生食販売の少なさを見ると、安定的に流通させるのが難しい果物なんでしょうね。
生のプルーンを食べた人の言葉を見ると「一度食べたら忘れられない」「長野まで食べに行きたい」という声も。そんなに美味しいのか・・。
ドライと生、どっちがいい?
さっそく見ていきましょう!
栄養素はドライフルーツの方が増えている
ドライフルーツというのは、天日干しなり人工的なりに乾燥させた食品。
そのため、生の果実に含まれている栄養素全般が凝縮された形になります。かさも減り、保存性も格段に上がるので摂取しやすくなる利点もあります。
例えば、「プルーンといえば鉄分」というイメージがありますが、鉄分が実際に多く含まれているのはドライフルーツの方です。
生の果実と比較して、約5倍相当の鉄分が含まれているので差は歴然。
わざわざ生を取り寄せてなくてもドライプルーンで十分栄養補給できます。
ドライで増えすぎてやや困るのは・・
ズバリ「果糖」です。ご飯に含まれるている糖質とは違う、果物に含まれる糖質ですね。
こちらはドライの方が約4倍になっています。
果糖は他の糖質と代謝経路が違い、より素早く吸収される性質があります。
食べた後すぐにエネルギーとして使えるので、非常に効率的なエネルギー源として重宝する一方、摂りすぎたり十分な活動量がないままでいると体に残りやすくなります。
他の糖質の摂りすぎより、果糖の摂りすぎの方が中性脂肪(TG)の数値を上げやすいというデータもあり、果糖が豊富なドライフルーツは食べ方に注意が必要な食品といえます。
小さい1個なら特に問題ありませんが、鉄分を摂らなきゃ!・・と意気込んで2個も3個も食べちゃうというと、ちょっと危険。
乾燥処理で減っている栄養素もある
ほとんどの栄養素は増えていますが、逆に減っていたりゼロになっている栄養素もあります。
それは「葉酸」と「ビタミンC」。
いずれも熱処理に弱いビタミンなので、ドライフルーツにはほとんど残っていません。ビタミンCについてはゼロです。
フルーツと言えばビタミンCが豊富なイメージですが、あくまでそれは生の果実のこと。ドライフルーツは別物なのでご注意を。
でも、ゼロになってしまうなら、他の食材と一緒に食べることで補うことができるわよ!
多くなっている栄養素もたくさんあるんだから、上手く活用しましょう!
プルーンの効果的な食べ合わせ
なくなってしまった栄養素を一緒に補いつつ、凝縮されて多くなった栄養素をより効率よく体に取り込むための食べ方を提案します。
鉄分を活かすにはビタミンCをプラス
鉄分は、そのままの形だと吸収されにくい形になっています。そこで、吸収率を上げる栄養素と一緒に食べることが必要になるわけですが、ここで登場するのが「ビタミンC」。
ゼロになっているなら、外から足してあげればOKです!
朝に食べやすいのは。
- プレーンヨーグルト 70~80g
- ドライプルーン 1個
- レモン汁 小さじ1/3
- はちみつ 少々
ヨーグルトなどの乳製品も鉄分を含んでいますし、その他の各種栄養素をバランス良く含んでいます。
ここにプルーンを刻み(細かくなくてもOK)、レモン汁でビタミンCをプラス。酸味を中和するのにはちみつを少しだけかけます。
ドライプルーンに果糖が多いのでプレーンヨーグルトを選びましたが、砂糖入りのヨーグルトを使うならはちみつを使わないなどの調整をしましょう。
常備しやすい食材を合わせるだけで、ドライプルーンの良さも活きていろいろな栄養素が摂れる朝食に変わっていきます!
葉酸を活かすには緑黄色野菜と合わせる
葉酸が多く含まれているのは緑黄色野菜、柑橘類、大豆などです。
これらをプルーンと合わせておかずにすれば、少なくなってしまった葉酸を補うことができます。
材料
- キャベツ 1/4玉
- にんじん 1/4本
- ドライプルーン 1個
- 蒸し大豆 大さじ2
- かぼちゃ 1/4個
- マヨネーズ 大さじ2.5
- 醤油 小さじ1
- キャベツ・にんじんは粗みじんにして塩もみしておく。ドライプルーン・大豆は細かくきざむ。
- かぼちゃは小さめの一口大に切り、レンジで火が通るまでしっかり加熱する。
- かぼちゃを荒くつぶし、他の材料と調味料を入れて混ぜる。
プルーンは甘みがあるので、味が浮かないように同じく甘みのあるかぼちゃを入れています。
また、大豆もそのまま入れると味が勝ってしまうので細かくして入れました。かぼちゃは皮ごとでも皮むきでもOK。お好みで。
スライスアーモンドなどのナッツ類をプラスすると香ばしさもアップして美味しくなります。
味付けは醤油マヨでしっかり感じる味に。ドレッシングでもいいですが、味をまとめる意味合いでもはっきりした味付けの方が良いのではと思います。
まとめ
家にいる時間が多くなり、健康に目が向くようになった人も多いでしょう。
少量でも栄養素が摂れるアイテムとして、適量のドライフルーツは強い味方になります。