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果物に多いイメージが強い「ビタミンC」。
実は、ピーマンにも豊富に入っているんですよ!
![なな](https://lemonwa-mama.com/wp-content/uploads/2021/04/びっくり-1.png)
今は品種改良も進み、以前よりも食べやすいものが増えてきたように感じます。
そこで、今回はビタミンCをしっかり摂れるピーマンのアレコレを書いてみようと思います!
![れもん](https://lemonwa-mama.com/wp-content/uploads/2021/04/目をつむった笑顔.png)
日本の生産量上位4県 かわいいマスコットも
日本のピーマン収穫量の上位4県は、茨城県、高知県、鹿児島県、宮崎県の4県。
ちなみに、宮崎県のピーマンは「グリーンザウルス」という名前で全国に出荷されています。
栄養機能食品として販売されているようです。
かわいいキャラクターもいました。
そういえば、ピーマンのパッケージにこの子がいた気がする。
貼れる画像がなかったんですが、ぬいぐるみもあるようでした。モフモフでめっちゃ可愛かった!!
欲しい(笑)。
ピーマンに関するアレコレ
日本の初ピーマンは徳川時代
原産は中南米の熱帯地方です。
15世紀の大航海時代に、かの有名なコロンブスが持ち帰ったことでヨーロッパに伝わり、
そこから全世界に広がっていったと言われています。
日本にピーマンが伝わったのは、徳川幕府が治める江戸時代のこと。
しかし、この時伝わってきたのは辛味が強いトウガラシ。
現在のピーマンに近い甘味種が伝わったのは明治時代初期。
そこから徐々に食卓に定着していきました。
苦味や青臭さで嫌いな野菜の代表のような扱いでしたが、
現在では品種改良が進んで食べやすいピーマンが多く出回るようになっています。
寒さが苦手
ピーマンを栽培するにあたって一番注意が必要なのが「温度管理」。
寒さにとても弱い野菜なので、温暖な地域でのハウス栽培が主流なようです。
生産上位4県を見ても、気候的にあたかかく穏やかな土地。
![れもん](https://lemonwa-mama.com/wp-content/uploads/2021/04/普通.png)
季節によって市場に出回るピーマンの産地が異なるのも、気候による差からくるもの。
冬から春にかけて出てくる(冬春ピーマン)のは、
宮崎や高知など九州産のものがほとんど。
一方で、夏から秋にかけて出てくる(夏秋ピーマン)のは、
茨城や岩手など関東より北の地域のものが登場します。
本来ピーマンの栽培に適しているのは夏から秋。
寒さが気にならない時期ですね。
一方で気温がぐっと下がる冬は、ハウス内に暖房を効かせて室温を保つ必要があるそうです。
最近はガス代と電気代の値上げがあったり、ガソリンの値段が高騰しているといった報道もあり、
農家さんにとっては栽培にかける費用が増大していることが考えられます。
消費者の私達にできることは、美味しく無駄なく食材をいただくこと。
農家さんを応援する意味でも野菜はしっかり摂りたいものですね。
ビタミンCが豊富な緑黄色野菜の代表格
栄養価に優れているのもピーマンの特徴。
中でもビタミンCが豊富に含まれています。
可食部(皮などを除いて、純粋に食べられる部分)100gで比較すると、
レモンの約5倍ものビタミンCが含まれているんですね。
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レモンの果実を100gなんて食べられませんよね(笑)。
その点、ピーマンの100gなんて意外と簡単。
火を通せばかさが減るので、100gとは言わずとも50~60g程度はすぐ食べられます。
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ビタミンCはストレス耐性と縁の深いビタミンです。
このご時世ではしっかり摂っておきたい栄養素ですね。
抗酸化作用もあり、アンチエイジングにも必須です。
ビタミンCは本来熱に弱い栄養素なんですが、
ピーマンは組織がしかりしているので加熱によるビタミンC損失がほとんどないと言われています。
他にもカリウムやβ-カロテン、食物繊維も多く含みます。
「カラーピーマン」「パプリカ」と何が違う?
スーパーでは普通の緑ピーマンの他に、
「カラーピーマン」「パプリカ」という名称で売っているものも見かけます。
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カラーピーマン
文字通り「緑以外の色をしているピーマン」です。
私たちが「ピーマン」といって思い浮かべる緑のピーマンは、
実は未成熟の状態で収穫されているんです。
緑の状態で収穫せずにそのまま熟すと、赤や黄色、オレンジといった色に変化していきます。
この成熟したピーマンの総称を「カラーピーマン」といいます。
より長い期間栽培されているため、β-カロテンやカリウムなどの栄養素は緑ピーマンより多く含まれています。
逆に、食物繊維の総量は緑ピーマンより若干少なめです。
パプリカ
野菜コーナーに3色程度の組み合わせで販売されているカラーピーマンは
「小型カラーピーマン」の部類。
それより大型で肉質が厚いものを「パプリカ」というみたいです。
カラーピーマンの代表格がパプリカ、ということになりますかね。
赤と黄色が主流ですが、中には紫や白、茶、黒になる品種もあるとか!
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1993年にオランダから輸入したのが最初。
そこからニュージーランドや韓国などからの輸入も始まり、今や1年中いつでも手に入るようになっています。
国内生産も進んでおり、やはり茨城や宮崎、高知などピーマン栽培に適した産地から出荷されています。
緑のピーマンより甘みが強く、生で食べるのにも適しています。
彩りも良く、にんじん等より火の通りも早いので重宝する食材ですね。
ピーマンを美味しくキレイに食べるコツ
油との相性はバツグン!
ピーマンに多く含まれていると書いたβ-カロテンは、ビタミンAの元になる栄養素です。
油と一緒に摂ると吸収率が良くなる特徴があるので、
調理する時には油で炒めるのが一番オススメな調理法。
彩りもさらに鮮やかになるので、食卓がぱっと華やかになります。
生でサラダとして食べる時も、ドレッシングはノンオイルではなく油が入っているものを選ぶといいでしょう。
最初に炒めて取り出す&最後に戻すのがベスト
パプリカは加熱によって退色することは少ないですが、
緑のピーマンは加熱しすぎると黒っぽくなってしまいます。
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そこでオススメなのが、まずピーマンだけ単独で最初に油で炒め、お皿にあげておきます。
その後他の食材を調理して味付けまで済ませてしまい、食べる直前にピーマンを戻してざっと混ぜるというやり方。
ピーマンは余熱でも火が通るので、
油が回って色がやや鮮やかになったくらいで火からあげてしまいましょう。
そうすると、シャキシャキの食感を損なうことなく仕上がります。
お皿にあげたあとも、できるだけ平たく広げてピーマン同士が重ならないようにすると
鮮やかな緑色を保つことができます。
レンジで簡単・キレイに調理できる
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標準的なピーマンは1袋4~5個。
それを細切りにして耐熱皿に広げ、500Wで2分半~3分程度チンします。
これくらいの加熱なら緑色がキレイに残るので、
お好みの味付けをして冷ませば常備菜の出来上がり!
我が家でよくやるのは、中華風のピーマン常備菜です。
材料
- ピーマン 1袋(4~5個)
- ごま油 大さじ1
- うま味調味料(チューブタイプ) 小さじ1
- 白すりごま 大さじ1
- 塩 少々
- ピーマンを細切りにして、レンジで加熱。
- 加熱している間に、塩以外の調味料をボウルに入れておく。
- 加熱したピーマンの水気をきり、熱いうちにボウルの調味料と和え、塩で味をととのえる。
洗い物も少なくて済むのでお気に入りです。
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熱いうちに和えるので、チューブタイプの調味料も熱で溶けて均一に広げられます。
ごま油でβ-カロテンとの相性も考慮してあります。
加熱するとかさが減るので、たまに8~9個入った大袋のピーマンで作ってもしっかり食べ切れます。
人気なのであっという間に売れてしまうのもありますが。
まとめ
数々の品種が販売されているピーマン。
お子さんにも食べやすいようになってきていて、ますます幅が広がりそうですね。
一方、栽培にとても手間と経費がかかる野菜でもあります。
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