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長野や新潟、福井など、信州近辺で食べられるカツ丼です。
関東地方の者にとっては珍しい、たっぷりのソースに潜らせたカツが乗っています。
すっごく美味しかったです!
ご当地グルメのふるさと
実はこの日は「駒ヶ根ソースかつ丼」の日なんです。
「駒ヶ根ソースかつ丼」は、長野県駒ヶ根市のご当地グルメ。
ご飯の上に千切りキャベツを敷き、その上に秘伝のソースをくぐらせたカツを乗せた「駒ヶ根ソースかつ丼」をより多くの人に味わってもらうことと、駒ヶ根の街おこしが目的としています。
駒ヶ根市内の飲食店の有志で結成した駒ヶ根ソースかつ丼会が制定し、会が結成された日(1993年(平成5年)4月27日)を記念日としたそうです。
ちなみに、この地域で「かつ丼」というとソースかつ丼が出てくるので、私たちが一般的に思う「卵でとじたかつ丼」は出てきません。「卵とじかつ丼」とか、分かりやすいようにオーダーしないといけないようです。
細かい規定がある「駒ヶ根ソースカツ丼」
ご当地グルメというと、どの料理も地域内のいろんな店舗で食べることができ、食べ比べが楽しめるのも魅力の一つ。
お店ごとにアレンジがあって楽しいですが、中にはアレンジしすぎちゃって違うものになっちゃってるようなものも(笑)。
そんな中、この「駒ヶ根ソースかつ丼」は【お客様のための駒ヶ根ソースかつ丼規定】なるものを定め、品質の均一化を図っているようです。
【お客様のための駒ヶ根ソースかつ丼規定】
- 器は丼に限定する。
- ソースかつ丼の肉は豚肉のロースを基本とし、120グラム以上とする。
- かつはパン粉をつけて揚げたものでなければならない。
- キャベツは細かく切って水に浸してから水分を切って丼の飯の上に載せる。
- かつを揚げる油については油脂は自由としても良いが、揚げかすは必ず取り、汚れた油では揚げない。
- ソースはソースかつ丼会で作ったものを最低基準とし、これに工夫することが望ましい。
- かつを揚げてソースを潜らせる時、ソースも温めておき、揚げたてのかつをそのままソースに潜らせて切って飯に載せても、切ってからソースに潜らせて飯の上に載せても自由とする。
- 海苔等はソースかつ丼に載せない。また、キャベツ以外の野菜は載せない。
- 蓋は自由とする。
これを見る限り、オシャレなカフェ飯風のものやお肉がちょろっとしか載っていないものは「駒ヶ根ソースかつ丼」ではないということ。
むしろ、これほど細かい規定の中で差別化しようと創意工夫するのであれば、店主のセンスと技量が光る逸品揃いになりそう。
家でも作れるソースかつ丼
シンプルなグルメなので、タレが作れれば家でも食べられるだろうと思ってレシピを調べてみました。
【2人分】
砂糖 大さじ2
水 大さじ3
醤油 大さじ3
ソース 大さじ4
トマトケチャップ 大さじ3
全部合わせたものをひと煮立ちさせればOK。かつを潜らせるので多めなんだと思いますが、結構甘辛ながっつり味になりそうですね。
全部セットになった「ふるさと納税」がオススメ。
ソースが本場のものなら、その再現度もより高くなりますね。
「オタフクソース」からもソースかつ丼のタレが販売されているようで、グルメとしては結構根付いてきているのかもしれませんね。
私は「新潟」でソースかつ丼を食べました
近隣の県でも「ソースかつ丼」を提供していることがあります。
冒頭でも書きましたが、私が実際に食べたのは新潟県。
上の子がお腹にいるとき、最後の2人旅として新潟の温泉へ旅行に出かけました。
今思うと無謀なことをしたと思いますが、若いってすごい(笑)。
若さのせいにしておきましょう。
それはさておき、旅行2日目に新潟在住の友人と落ち合い、寺泊港で魚介を購入した後に連れて行ってもらったのが「ソースかつ丼」のお店でした。
彼らが言うには、卵でとじたカツ丼は東京で初めて見たと。やっぱりそうなんですね。
出てきたのがこちら。私たちとしては、こっちの方が初めて見ましたよ。
思ったよりもソースはあっさりしていて軽い感じ。パン粉も細目なので食べやすかったです。ペロっといけました。
キャベツはお肉の下にちょこっとある程度だったかな。漬物やサラダが横に添えてあったので、駒ヶ根のものとは少し違うようです。
新潟だけあってお米も美味しかったので大満足!
おまけ。
「瓢湖(ひょうこ)」という湖にも立ち寄りました。
時期によっては白鳥が飛来するという場所ですが、訪れた時期がドンピシャ。たくさんいました。
まとめ
こう書いていますが、長野県は松本城近辺を両親と回った程度しか行ったことがなく、かつ丼なんて食べずに帰ってきてしまった私。
新潟で食べたものもとても美味しかったので、規定がしっかりしている駒ヶ根のかつ丼も絶対美味しいはず!