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日本の主食といえば、やはりお米!
食の多様化が進んできた中でも、やっぱり白いご飯は美味しい!
とはいえ、最近は糖質制限ダイエットの流行などによってお米が敬遠されることもあり、
「米離れ」が指摘されている側面もあります。
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そんな中でお米の消費の拡大を進め、手軽で身近な「おにぎり」を通して、
お米の大切さや日本ならではの食生活を再認識してもらおうという動きもあるようです。
今回は日本人の主食「お米」を取り上げます!
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お米の大切さを考える
重要なエネルギー源
お米の一番の利点といえば、
生きていくのに不可欠なエネルギー源となること。
特に、脳のエネルギー源となるブドウ糖(糖質を分解していって、一番小さくなった形)を効率よく摂れる食材なので、
毎食欠かさず摂ることをおすすめしています。
小麦粉などの他の糖質源と比較すると、
ビタミンやミネラルも含んでいるので優秀な食材でもあります。
![なな](https://lemonwa-mama.com/wp-content/uploads/2021/04/ポイント-1.png)
献立を立てる時には、1食の中の炭水化物比率を50~55%程度にします。
糖尿病食などでは一部低く設定することもありますが、それでも50%前後は保ちます。
結構高めの比率に感じるかもしれませんが、
それだけ糖質からのエネルギー摂取は重要ということ。
エネルギーを過剰に減らしすぎると、筋肉量が落ちたり集中力が続かなかったりと、
さまざまな影響が出ることがあります。
普段から減らしすぎていないか、一度確認してみましょう。
日本の食料自給率を上げる、重要な作物
国内で消費される食品類は、
国内生産食品と輸入食品に分かれます。
炭水化物を多く含む食品は、中でも国産と輸入の比率が顕著に分かれる分野。
お米は国内生産がほとんどを占めますが、
対する小麦は9割方を輸入小麦に依存しています。
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米離れが進み、パン食が優位になってくるとさらに差が開きかねず、
国内のお米農家さんの状況も厳しくなっていく恐れがあります。
国内で作るお米の消費をより拡大させることで、
日本の食料自給率を上げ、国内産業の発展にも協力できます。
![れもん](https://lemonwa-mama.com/wp-content/uploads/2021/04/笑顔.png)
パンや麺より腹持ちがよく、朝ごはんに最適
冒頭で糖質制限ダイエットにさらっと触れましたが、
私は主食としてのお米は毎食摂るべきだと思っています。
お米は精米したものを炊き、そのままの形で食べるもの。
早食いに気をつければ、そこまで敬遠するほどの糖質ではありません。
優先的に減らすべき糖質は間食として食べるものだったり、
粉砕・製粉されて吸収が早くなっている小麦系や麺類の方ではないかと。
糖質の「量」を適正量にしつつ、
「質」を考慮してこその糖質制限ダイエットだと思うのです。
粒子が小さくなった小麦やその他の粉で作った製品は、
体内に入った後も速やかに吸収されていきます。
いわゆる「腹持ちが悪い」食品にあたります。
また、食べる時も簡単に噛み切れるので早食いになりやすいという面も。
あっという間に食べ終えてしまって、なおかつ腹持ちも悪ければ別のものに手が出やすくなり・・。
結果的に食事量が増加する可能性もあります。
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一方のご飯は粉類より分解・吸収が穏やかなので、
パン・麺より長くエネルギー源として利用できるんです。
総合的に考えても、やはりご飯をしっかり噛んで食べる方が圧倒的におすすめ。
特に、朝ごはんにお米を食べるのはベスト!
朝は脳内をはじめとしてエネルギー源が不足している状態。
そこにご飯による糖質を摂ることで効率よくブドウ糖を取り込み、
その後の時間も継続してエネルギー源が確保されることになります。
それこそ、朝ごはんにおにぎり1個食べるだけでも違ってきますよ。
おにぎりを作る時のチェックポイント
「新米」か「古米」か
そもそも「新米」と「古米」の違いとは何か?
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まず「新米」。
2つの定義方法があります。
- 秋に収穫し、その年の12月31日までにパッキングされたお米とする方法
- 「米穀年度(11月1日~翌10月31日)」を基準とした方法
例)2021年の新米は、2020年11月1日~2021年10月31日の間に収穫されたお米が2021年度の新米
結構差がある気がしますが・・。
いずれにしろ、直近の数ヶ月~1年以内に収穫されたお米ですね。
一方の「古米」は、一般的に収穫から1年以上経ったお米です。
現在はお米の管理技術が進歩しているので、食べた感じはそこまで劣ることはありませんが、
やはりお米そのものの水分量に差が出ます。
おにぎりを美味しく作るために見ておきたいのが、「炊く時の水加減」。
おにぎりを握る時、炊いたお米がべちゃべちゃだと握りにくく保存性も下がります。
なので、私はおにぎりを作るために炊飯する時はやや硬めに炊くようにしています。
具材にも多少の水分がありますので、それも考慮してのことです。
新米はお米の水分量が多いので、より水加減を調整して炊くといいと思います。
具体的には、普段は炊飯器の水ラインちょうどで炊きますが、
新米の場合には水ラインが見える程度の量で炊いています。
そう考えると、おにぎりに向いているのは古米の方かもしれませんね。
酢飯も古米の方がいいと言われますし、
味付きで食べるには古米推しです。
具材の選び方
保存性を高める意味でも、
塩気や酸味の強いものが向いていると言われています。
白いご飯に合う食材は大体合いそうですが(笑)。
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また、水分量が少ないものを選ぶのが鉄則。
握る前に、具材の水分をペーパータオルで押さえて取り除いておくといいでしょう。
しっかり冷やしてから持ち歩く
夏場では特に注意したいポイント。
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握る時の下準備として、中に入れる具材は前日のうちに準備して冷蔵庫で冷やしておくこと。
例えば、鮭を入れたかったら前日に焼いてほぐしておき、す
ぐに握れる状態にしておくといった感じです。
朝の時短になるのもそうですが、おにぎりを冷ます時間を短縮する意図もあります。
食品を扱うときの衛生概念として、
菌が繁殖しやすい温度帯(危険温度帯:10~60℃)をいかに早く通過させるかが鍵となります。
危険な温度帯に長くあればあるほど、菌数が爆発的に増えていきます。
おにぎりの中に握った覚えのない具が増えていく・・
![なな](https://lemonwa-mama.com/wp-content/uploads/2021/04/びっくり-1.png)
炊きたてのご飯に焼きたての具材を詰めれば、
当然冷やすのに余計な時間がかかります。
冷ご飯では握りづらいので諦めるとして、
せめて具材はしっかり冷やしておくことで時短を図るというわけ。
私は朝におにぎりを握った後にしっかりラップで巻き、
それをアイスノンに乗せたステンレスバットの上に乗せて冷やしています。
熱伝導の良い金属の上に置くことで熱が逃げやすくなり、
より早く冷やすことのできる小技。
冷凍庫でお肉などをホームフリージングするときにも使えますよ。
おすすめの手作り&お手軽具材
肉入り切り昆布
材料
- 切り昆布 1袋(乾燥・30~35g程度)
- 豚肉切り落とし 100g
- 人参 1/3本
- しいたけ 3個
- サラダ油 大さじ1
- しょうゆ 大さじ2.5
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 切り昆布は5~7分ほど水でもどし、水を切ったら2回程度洗い流す。
- 肉は食べやすい大きさに切る。人参はやや厚めの千切り、しいたけはスライスする。
- フライパンで油を熱し、肉・野菜類を炒める。
- 切り昆布を加えてさっと混ぜ、ひたひたになる程度の水(分量外)を入れて5分ほど煮る。
- 調味料を加えてさらに煮る。にんじんに火が通れば出来上がり。
おかずとしても食べられる切り昆布の煮物です。
肉も入っているのでタンパク質も摂れ、
不足しやすい海藻もしっかり摂れます。
肉を油揚げに変えても美味しくいただけます。
出来上がりの水分は残っていてもOK。
冷ましているうちに海藻やその他の具材に馴染んできます。
あまり水分を飛ばしすぎるとカピカピになるのでやりすぎ注意!
おにぎりに入れるときは、1回分をペーパータオルで包んで絞ってから使うようにします。
私はホットクックで水なし調理で作ってますよ。
書いてある材料を一度に入れ、「切り干し大根の煮物」キーをスイッチオンだけ。
ヘルシオ・ホットクックと作る、美味しい時短ライフ ~調理の時間と手間を大幅削減~
ねぎ味噌
材料
- 長ネギ 1本
- 味噌 大さじ3
- 砂糖 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ2
- ごま油 大さじ1/2
- 長ネギは粗みじんにする。青いところまで使ってOK。
- フライパンにごま油を熱し、弱火~中火でじっくり炒める。
- ネギから水分が出てきたら、調味料を入れて弱火で混ぜ、水分を飛ばす。
少量でもご飯の甘みが引き立つねぎ味噌です。
そのまま入れてもいいし、
焼いたお肉や魚などを混ぜ込むとボリュームも栄養もアップします。
おにぎりの表面に塗って焼くと、
香ばしい焼きおにぎりにもできますよ。
サバ缶+梅干し
非常食やアレンジレシピの常連、サバ缶。
おにぎり素材にも使えます。
ここでは酸味と抗菌作用がある梅干しと合わせていきます。
サバ缶をほぐしてペーパータオルで包んで絞ったものに、
種をとって叩いた梅干しを混ぜるだけ!梅干しペーストでも代用できます。
サバ缶を味噌煮タイプにすれば梅味噌風味、
醤油煮タイプに生姜チューブを足せば爽やかな梅煮風味など・・。
使うサバ缶のチョイス次第でアレンジ無限大です!
まとめ
軽食から遠足の主役まで、美味しくいただけるおにぎり。
日本で最初の駅弁もおにぎりでしたので、日本人のこころの食ではないでしょうか。
気候もあたたかくなってきたので、
衛生管理には気をつけつつ、おにぎりを楽しめるといいですね!