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こちらの記事で、
我が家の時短家電のエース「食器洗い乾燥機」の魅力を余すことなく語りました。
食後のストレスとサヨナラ!「食器洗い乾燥機」はやっぱりすごかった!
我が家はもともと家電はPanasonicのものが多かったので、
特に何の迷いもなく食洗機もPanasonicで買いました。
据え置き型で、なおかつファミリー向け食洗機のラインアップが
一番充実しているのも大きかったです。
今回の記事では、Panasonic製食洗機のラインアップとニーズに合わせた機種をご紹介します。
Panasonic以外のメーカーが製造している食洗機もまとめてみたので、比較してみてくださいね!
Panasonic製食器洗い乾燥機
ファミリー向け3機種(レギュラータイプ)
各機種のスペックで、
ユーザーとして知っておきたいものをピックアップします。
ちなみに、
我が家は真ん中のグレード(NP-TH4)です。
NP-TZ300 | NP-TH4 | NP-TA4 | |
入れられる食器 | 40点 | ||
設置目安 | (縦×横×高さ)550×350×650mm | ||
ナノイーX送風 | ◯ | ✕ | ✕ |
80℃すすぎ | ◯ | ◯ | ✕ |
低温ソフト | ◯ | ◯ | ✕ |
エコナビ | ◯ | ◯ | ✕ |
運転音(50HZ/60HZ) | 36dB/38dB | 37dB/39dB | 38dB/40dB |
- 食器数・設置目安
レギュラータイプは最大40点の食器が入れられます。
食器の形状や大きさなどで変わりますが、
家族4~5人程度なら十分な容量です。
我が家(大人2人+子ども2人)の感覚では、
2食分まとめたとしても20~25点程度。
容量が同じなので、
当然設置目安となる大きさも同じですね。
- ナノイーX送風
ナノイーX
水に包まれた微粒子イオン。Panasonic公式サイトでは「水からうまれた次世代健康イオン」との表記も。
「菌・ウイルス」「花粉」「アレル物質」「ニオイ」「カビ」「PM2.5」「美肌・美髪」にいいとされている。
ナノイーXを含んだ送風機能が搭載されているため、
洗浄・乾燥後の食器と庫内をずーっと清潔に保つことができます。
普段のお手入れもラクになるし、ニオイなどもより気にならないので
まとめて洗いたい人にもオススメの機能。
また、哺乳瓶や介護に使う食器など、より清潔に保ちたいものは
手洗いで洗浄・消毒した後にナノイーX送風をつけた庫内に保管しておくことができます。
清潔な食器の保管庫としても使えるわけですね。
この機能は一番上のグレードのみ搭載されています。
- 80℃すすぎ
もともと、
全機種の洗浄温度は50℃以上。
普通に使っても高い温度で洗い流すので洗浄力は抜群。
さらに仕上がりをよくするため、
最終すすぎの温度を80℃まで高くすることができる機能です。
より高温のお湯で洗い流すことで
細かい油汚れなどを間違いなく落とせます。
また、その後の乾燥もよりしっかりとできるので、
水滴残りや曇りもなくキレイに仕上がります。
よく「手洗いよりキレイ」と言われるのは、
この辺りの性能によるものなんでしょうね。
この機能は一番上・真ん中のグレードに搭載されています。
- 低温ソフト
庫内の温度やお湯の温度を低めにして、
耐熱60℃程度の熱に弱い食器も洗うことができます。
お子さんが使うメラミン食器やプラスチック製タッパーなども洗えるというわけですね。
作り置きにタッパーをよく使う人にはオススメ機能です。
ただ、ヒーターによる乾燥には対応していない場合もあるので、
食器の取扱説明書を確認しましょう。
乾燥ができない場合には、
洗浄のみ食洗機でやって手で拭き取る形になります。
また、低温で洗うためやや時間もかかるみたいです。
この機能は一番上・真ん中のグレードに搭載されています。
- エコナビ
Panasonic製家電のエコ機能といえば、
ずばり「エコナビ(ECONAVI)」!
我が家はドラム式洗濯乾燥機もPanasonicなので、
エコナビ搭載になっています。
食洗機におけるエコナビは、
使うときの水温や室温を自動で検知して調整をかけてくれます。
給水されてくる水温を検知して洗浄工程での温度調整をしたり、
室温を感知して乾燥段階でのヒーター稼働を調整してくれたり。
そのおかげで、節電や稼働時間の短縮にもつながるとのこと。
この機能は一番上・真ん中のグレードに搭載されています。
- 運転音
HZ(ヘルツ)とかdB(デシベル)とか、
よく分かりません!
でも、数字を見れば何となく分かります。
グレードが落ちるに従って
運転音も若干大きくなるようですが・・。
体感では「うるさい!」と感じたことはないので大丈夫だと思います。
こればっかりは使う人の感覚ですからね。
就寝時はちょっと気になることもあるので、
とにかく少しでも静かな方がいいと言う人は一番上のグレードかと。
その他の詳しい情報を知りたい人は、
公式HPで確認してみてください。
機能ももっとちゃんと書いてあります(笑)。
少人数向け2機種(プチ食洗)
水切りカゴと同じくらいのスペースに置けるという、
少人数向け(2~3人)の機種です。
NP-TCR4 | NP-TCM4 | |
入れられる食器 | 18点 | |
設置目安 | (縦×横×高さ)470×300×520mm | |
バイオパワー除菌 | ◯ | ✕ |
低温ソフト | ◯ | ✕ |
運転音(50HZ/60HZ) | 41dB/43dB | 40dB/42dB |
プチ食洗になると、
用語が少し変わります。
新しく出てきたものを紹介すると。
- バイオパワー除菌
食洗機専用の洗剤には「酵素」が含まれています。
一般的な中性洗剤とはそもそも組成が違うんですね。
酵素はたんぱく質なので、
高温の中では失活(働きがなくなる・悪くなる)してしまいます。
バイオパワー除菌では、
酵素が最も活性化する50℃前後で洗浄します。
酵素の力を最大限に引き出した状態で食器に直接当てて、
一気に汚れを剥がすというわけです。
この機能は上のグレードに搭載されています。
ちなみに、
運転音はファミリータイプよりやや大きめ。
シンプルな作りの分、
外に音が伝わりやすいのでしょうか。
プチ食洗の場合には、単純に機能が多い方が音も大きいということですね。
ニーズに合わせて選ぼう
スペックについては書きましたが、
実際に選ぶときにどう選んだらいいか。
あるあるなニーズから紐解きます。
庫内の清潔が第一!とにかくキレイにしておきたい
感染対策もいろいろ気になる昨今。
直接食べ物を入れたり口に入れたりするものは、
とにかくキレイに保ちたいという人も増えたのではないでしょうか?
手洗いだと、
目に見える汚れは落ちても見えないものがついていそう・・。
水切りカゴに入れても長時間水浸しで置いておくようなものなので
気になる人もいるのでは?
とにかく清潔第一という人には、
ナノイーX送風機能搭載の機種がオススメ。
ファミリータイプしかないので容量がそんなにいらない・・という人もいるかもしれませんが、
前述のように手洗いしたものを入れておく保管庫としても使えます。
置き場所に余裕があるなら、
清潔を担保できる手段としても効果的です。
食器数はそこまで多くないけど、毎回洗うのはめんどくさい
まとめて洗うというニーズは結構多いもの。
まとめ洗いをしたい人には
レギュラーサイズがオススメです。
2食分の食器はもちろん、
場合によっては1日分まとめてかけてもOK!
我が家でもたまにあります。
正直なところ、
まとめて洗ってもニオイとかは全然気になりません。
庫内洗浄兼用の洗剤にしているからかもしれませんが、
体感的には全くの無臭です。
ナノイーXまでなくても十分イケるかな~と。というか、
まとめておきたい!という人はそこまで除菌だなんだ気にしないかもしれませんね(笑)。
我が家はこれ。
もう大活躍です!
詳しく書いてある記事はこちら。
食後のストレスとサヨナラ!「食器洗い乾燥機」はやっぱりすごかった!
シンクに置きっぱなしはイヤ!とにかく毎回洗いたい
逆に、シンクの中に置いておくのは絶対イヤ!
とにかくすぐ片付けたいという人もいますよね。
1食分の食器をこまめに洗いたい人には、
水切りカゴタイプのプチ食洗がオススメ。
18点入る容量なので、
家族人数が4人でも十分入ると思われます。
放置が嫌な人は、きっと衛生面も気になる人でしょうから、
バイオパワー除菌機能が搭載されている機種がオススメです。
水仕事はできるだけやりたくない
難しいことはいいので、とにかく水仕事をしないで済むならありがたい・・というシンプルなニーズなら、
家族人数や設置場所に合わせて下のグレードを選べばOK。
多彩な機能がついていなくても、
洗浄力や乾燥機能は折り紙付き。
十分すぎるほどの効果は期待できます。
一番下のグレードならお値段も低めなので、
一度買ってしまえば末永く使えます。
他メーカーの食洗機は?
東芝
家電といえば東芝を思い浮かべる人も多いと思います。
私もPanasonic以外の家電は・・と考えて
東芝を調べてみましたが。
なんと!東芝の食洗機は既に据え置き・ビルドインともに
生産終了になっていました。
ちなみに、SHARPも以前は食洗機を販売していましたが、
こちらも既に撤退しているそうです。
アイリスオーヤマ
他メーカーと比べて低価格なのに、
性能はなかなかのクオリティで展開している「アイリスオーヤマ」。
縦・横・奥行きともに45cm程度の立方体に近い形状でコンパクト。
約15点の食器類が入ります。
大人2人用でしょうか。
また、こちらの食洗機は「タンク式」を採用。
本体タンクに付属のカップで水を5リットル入れ、
その水を循環させることで洗浄します。
通常は分岐水栓の取り付けが必要ですが、
アイリスオーヤマなら水栓の接続不要ですぐに使えます。
分岐水栓が使えない蛇口でも大丈夫ですね。
ヒーターを使わない送風乾燥なので電気代もお得。
でも、もしかしたら水滴の残りとかはあるかもしれないですね。
こんな人にオススメ!
- 家族2人など少人数向け
- 置き場所に余裕がなく、コンパクトなものを探している
- 分岐水栓が設置できない蛇口を使っている
- タンクに給水すること、残った水滴を拭くくらいなら構わない
- とりあえず食洗機を使ってみたい
シロカ
「シロカ」というメーカーから出ている食洗機は、
「アイリスオーヤマ」の製品と見た目は似ています。
やはり縦・横・奥行きともに45cm以内で、
約16点ほどの食器が入るコンパクト設計。
数字上はシロカの方が若干小さいようです。
違う点は
「タンク式・分岐水栓のどちらも可能な2wayタイプ」
「好きな時間に稼働できる予約機能付き」
ということ。
最初は工事不要・水を自分で補給するタンク方式で使ってみて、
面倒になったら後から分岐水栓を取り付けて自動給水に切り替えることもできます。
初期費用は若干抑えられるということですね。
予約機能もついています。
例えば、電力会社との契約で夜間電力の使用量が安くなる場合には、
稼働時間を深夜に設定すれば電気代を浮かすことができます。
寝入った後なら音もさほど気にならないでしょうしね。
タイマー機能の内容で2機種に分かれています
(「1~6時間内で1時間ごと」か「2時間・4時間」)。
こんな人にオススメ!
- 家族が2~3人の少人数向け
- コンパクトな製品がいい
- 少しでも初期費用を抑えたい
- 食洗機は買い替えで、分岐水栓はもともと設置してある
- 夜間電力を使いたい
工事不要の食洗機なので、
レンタルサービスでも取り扱いがあるようですよ。
アクア
食器24点+カトラリー類が一度に入る、
ファミリー向けとも言えるタイプ。
庫内は抗菌ステンレスでできており、
ドアも強化ガラスで中が見えるようになっています。
材質的にお手入れもしやすく、
常に清潔に保っていられそうですね。
容量が多くなる分、
縦・横で50cm程度、奥行き40cm程度とやや大きくなります。
また、ドアが上に開くタイプなので、
実際の高さは66cm以上ないと設置できないので注意しましょう。
乾燥は送風乾燥。水滴が残ることもあります。
Panasonic以外の製品は送風乾燥が主流なんでしょうかね?
稼働時間の予約も可能です。
2時間後・4時間後からの2種類が選べます。
モードの多彩さも魅力の一つ。
- 集中的にお手入れしたいときの「おそうじモード」
- 夜間や静かな映画を見るときに役立つ「ナイトモード」
- 油汚れがひどいときに使う「高温すすぎモード」
シーンに合わせていろいろ選べます。
こんな人にオススメ!
- 家族4人などファミリー向け
- お手入れしやすいものがいい
- 夜に使いたいので、稼働音が静かな方がいい
- スタイリッシュさも大事
まとめ
今回は据え置き型の食器洗い乾燥機を比較しました。
工事不要で設置できるものから、
除菌など衛生面までカバーできるものまで幅広くありました。
家庭のニーズや予算に合わせて選ぶといいでしょう。
どれを選んだとしても、
食器洗いのストレスから解放されて楽になること間違いなし!
食洗機を買って、我が家の生活は劇的に変わりました。
もう前の生活には戻れません。
おうち時間の充実にもつながる「食器洗い乾燥機」。
これを機にぜひ検討してみてください!