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意外に聞かれることが多い質問があります。
とはいえ、意外に知られていないものなんですね。
実際水分はとても多いですが、
それは何もきゅうりだけの話ではありません。
それどころか、きゅうりは栄養を摂るのにとても効率がいいと言える側面があります!
今回は、知られざる「きゅうり」の栄養についてご紹介しましょう!
きゅうりの栄養アレコレ
「きゅうりって何がいいの?水分?」と、夫からも聞かれたことがあります。
他に思い浮かばないのかい!って思いましたが(笑)。
水分は確かに多い
きゅうりの重量に対し、大体95%が水分です。
でも、他の主なサラダ系の野菜(レタス、トマト、キャベツなど)も水分量は90~95%程度なので、
別に特別きゅうりが水っぽいというわけではありません。
他の野菜類には「食物繊維」「リコピン」「ビタミンU」など、
代名詞と言える他の栄養素の存在があります。
そのため、取り立てて水分の多さを指摘されることが少ないのではないかと思います。
きゅうりは栄養を摂る効率がいい?
今回の記事を書くにあたって、
前述の「レタス」「トマト」「キャベツ」と「きゅうり」の可食部100gあたりの栄養素を比較してみました。
エネルギー (kcal) |
タンパク質 (g) |
ビタミンC (mg) |
カリウム (mg) |
食物繊維 (g) |
|
きゅうり | 13 | 1.0 | 14 | 200 | 1.1 |
レタス | 11 | 0.6 | 5 | 200 | 1.1 |
トマト | 20 | 0.7 | 15 | 210 | 1.0 |
キャベツ | 21 | 1.3 | 41 | 200 | 1.8 |
なんか、そんなに違わないような・・
しかも、注目すべきは「100gあたりの量」ということ。
きゅうり1本で大体100gです。
それに対して他の野菜の100gというと。
- レタス:標準的な大きさで1/4玉弱
- トマト:大きめで1/2個、ミニトマトで6~7個
- キャベツ:標準的な大きさで1/8玉強
トマトはまだしも、他の野菜類はなかなかの量。
レタスはちぎって洗うだけなので手間はありませんが、
それだけでお腹いっぱいになりそうな感じ。
キャベツも1/8玉というと少なそうですが、実際食べてみると飽きそう。
番外的にミニトマトも書いてみましたが、
6~7個って量はブッフェにでも行かない限りはお目にかからない量ですね。
加熱してかさを減らすなり、
塩もみして味付けにバリエーションをつけるなどの工夫は必要そうですね。
対してきゅうりは割と量がいけちゃうような感じです(個人的に)。
半分くらいならあっという間ではないでしょうか。
調理の手間もほとんどないので、手軽に食べられるという点では他の野菜を圧倒しています。
きゅうりの強みと言ってもいいでしょう。
栄養素は同量で比較することも大事ですが、
実際に食べる量(目安量・常用量)とともに、いかに手間をかけず食べられるかという簡便さも見極めるといいでしょう。
そういう意味合いでは、きゅうりは何気に効率が良い野菜といえるのかもしれませんね。
長持ちさせるには?
調理も簡単で彩りもキレイ。
使い勝手がいいきゅうりですが、あまり保存がきかないのがお悩みの人もいるのでは?
スーパーで売っているものを見ると、バラ売りか3本入のパックがほとんど。
3本あっても使い切れないし、かといってわざわざバラで買うこともないかな・・と、
ちょっと悩んでスルーしてしまうこともあるのではないでしょうか。
水分が多いきゅうりは、確かに保存性は低いです。
どんなに長くても、そのままの状態では2~3日が限度です。
買ったらすぐ袋から出して水分を拭き取る
パッキングされているにしろ、バラ売りで袋に入れてきたにしろ、
そのままだときゅうり自体の水分が袋内にこもり、きゅうり表面が湿ってきます。
それが腐敗を早める原因になるんです。
買って帰ったら、とりあえず袋から出します。
店頭に並んでいる間にも袋内の湿気は上がっているので、
きゅうりの表面の水分をペーパータオルなどで優しく拭き取っておきましょう。
鮮度保持袋に入れる
保存する間はいかに通気性を良くし、
水分がこもらないようにしてあげるかが大事です。
私はきゅうりに限らず、野菜類を冷蔵庫で保存するときには
「鮮度保持袋」にすぐ移しています。
一般的なのは緑色のビニール袋ですね。
見たことあるのではないでしょうか?
結構違うものなんですか?
野菜は収穫された後も生きており、呼吸を続けているとされています。
この鮮度保持袋は、通常のビニール袋とは違って水分蒸散に優れているので、
余計な水分をこもらせず野菜の呼吸をサポートしてくれるんですね。
その作用によって野菜の鮮度を保ってくれるというわけ。
これは必需品です!
袋に入れ替えるだけで1週間近く差が出ます。
とはいえ、ネットで買うと1袋あたりの数量が少ないのが難点。
「繰り返し洗って使える」とありますが、
実際にはビニール袋って洗いにくく・・。
中までしっかり乾燥させないと意味がない気がして、
結局使い捨てみたいになっちゃってたんですよね・・。
そこで今は、近所のドラッグストアのプライベートブランド商品の
鮮度保持袋を使っています。
100枚入りで、値段も200~300円台だったと思います。
気兼ねなく使い捨てできるので衛生的で手軽。
キャベツ1/2玉も余裕で入るマチ付き袋なので使い勝手も良いです。
買い物で野菜がダブっちゃったときにも、
どっちが先使いの野菜かも一目瞭然なのが何気にありがたい。
これを使い始めてから野菜のロスがなくなりました。オススメ。
私はスギ薬局ですが、マツキヨやその他のドラッグストア、
一部の100均でも扱っているそうですよ。
塩もみ、浅漬けなどで処理する
鮮度のいいうちに調理してしまうのも有効な手段。
すぐに食べられる状態にしておくことで食事に1品足したいときにも助かります。
簡単なのは「塩もみ」。
千切りなり拍子切りなりにして、少量の塩でもんでおくと1週間程度は食べられます。
私は最近漬物にしたので、下で紹介します!
おすすめ調理法、レシピ
「板ずり」できゅうりの発色アップ
きゅうりの調理でひと手間やっておくときれいに仕上がるのが「板ずり」。
まな板の上にきゅうりを置いて、表面に塩をふります。
その状態で両手で上下にゴロゴロ転がします。
今回は比較するために1/2本にしていますが、通常は数本まとめてやっちゃいます。
板ずりしていないものと比べると。
表面の白いブツブツが取れて、
つややかな見た目になっています。
こうすると食べた時の食感が良くなり、色持ちも良くなるんです。
白だし浅漬
そして、板ずりした後のきゅうりで作ったのがこちら。
材料
- きゅうり 2本
- 塩 板ずり用・塩もみ用で適宜
- 白だし 大さじ3
- 水 2/3カップ
- きゅうりは板ずりする。
- きゅうりを4等分にした後、さらに縦に3~4等分して平たくする。塩でもみ、5分ほど置く。
- ボウルに白だしと水を合わせ、塩を洗い流したきゅうりを入れて軽く混ぜる。
- ペーパータオルを乗せてだしを染み込ませ、そのままラップをして冷蔵庫で一晩ねかせる。
味付けは薄めた白だしだけですが、
ポリポリ食感とうま味たっぷりの美味しいきゅうり漬けができます。
お好みでかつお節や白いりごまをかけても◎。
まとめ
水分だけかと思われがちなきゅうりですが、
食べやすさ・使いやすさは野菜の中でも群を抜いています。
保存方法のひと手間で通常より長く置いておけるので、
ぜひ使ってみてくださいね!