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最近は自分のことを「見切り発車フリーランス」と呼んでいる、2児ママ管理栄養士のれもんです。
「見切り発車」という言葉にふさわしく、大して用意もしないまま前職を退職。
正直なところ、それでも何とかなりました。
いざフリーランスになると、結構後からアレコレと買いそろえるものもあったし、買ってみたら意外と良かったものあります。
そこで今回は、フリーランスを目指す人のために!
【正社員にうちに用意しておいた方がいいもの】
【フリーランスになったら必要になるもの・便利なもの】
【特に用意しなくても良かったもの・用意したけど使っていないもの】
これらを経験を元に解説します!
あくまで個人の感想ですので、参考までにどうぞ~。
- 正社員のうちにしっかり用意したい!
- どんなものが必要になるのか知っておきたい!
- フリーランスが流行ってるので、ちょっと気になってる…
社会的信用が必要なものは正社員のうちに
フリーランスの弱点は、ズバリ信用性の低さ。
書いてて自分でも凹みます(笑)。
正社員も良いことばかりではありませんが、所属している組織があるということは社会的信用を保証してくれます。
フリーランスの自由さに憧れる人もいると思いますが、社会的信用もフリー。
これはなかなか堪えますねー。
世の中には社会的信用がないと手に入らないものも存在します。
その典型が、これから説明する2つです。
住宅ローン
持ち家がリスクだという意見もありますが、やっぱり憧れもあるもの。
検討している人は正社員のうちに考えましょう。
土地・戸建て・マンションに関わらず、住宅に関することは正社員であることが何より近道。
今の収入がどうこうよりも「最後まで安定して返済し続ける能力があるか」が重視されます。
超人気の芸人さんでもローンが通らないって話も聞きますよね?
まぁ、そのくらいになればキャッシュで買うんでしょうが、住宅ローンに関しては正社員の圧勝です。
私は正社員のうちにマンションを購入しました。
戸建ては壁の塗り直しなどのランニングコストが大きいし、やはり総じて費用も高くなります。
まだ元気な頃でしたが、夫が慎重な人で「定年まで働ける保証はない!」とストップをかけてくれて、かなり予算低めで設定して選びました。
まぁ、まさか購入して2年で退職するとは思わなかったけど(笑)。
結果的に良かったですね。
私のフリーランスの収入だけで毎月返せる範囲で済んでます。
クレジットカード
収入が低いうちは、クレジットカードのポイントもバカになりません。
結構お世話になります。
多くのネットショッピングは、連携しているカードを使えば還元率が大幅にアップするので、正社員のうちに作っておいた方が後々お得だと思います。
クレジット=信用ですからね。
これも正社員が圧勝の部類。
フリーランスになった当初は収入も高くなく、審査に落ちる場合もあります。
また、審査に通ったとしても利用可能額が低く設定され、大きな買い物ができないカードになることも。
カードの意味ない(笑)。
とはいえ、何枚も持つ必要がないことですし、今はフリーランスでも作れるカードもたくさんあります。
特に絶対ではないかも。
ビジネスに必要なもの・あった方が良いもの
会社にいれば、必要なものは備品として支給・貸与されるのでいいですが、フリーランスは全て自分で用意する必要があります。
初期投資といった感じですね。
パソコン(モバイルノート)
これがないと始まらない。
この先フリーランスとしてやっていく上での大事な相棒です。
基本的に自宅でしか仕事をしない人は、画面の大きなデスクトップやノートパソコンを選ぶといいでしょう。
たまにはコワーキングスペースやカフェで仕事をしたい人は、薄型で軽いモバイルノートが適しています。
私はLenovoのモバイルノートを選びました。
起動がめっちゃ早いのでストレスフリー。
シンプルながら、フリーランスとしてやっていくには十分なスペックを備えています。
ヤフーショッピングで7万ちょっとで買えて、ポイントもザクザク。
使いやすい上にお得でラッキーでした!
デスク・椅子などのワークスペース
「今リビングにあるテーブルでいいんじゃない?」とも思いますが、意外と侮れないんですね。
個人的には作業効率が大幅にアップしたと実感しているので、専用ワークスペースを確保するのが絶対おすすめです。
いつも座っている場所って、何をしてますか?
食事にスマホにゲーム…。仕事に関係ないことばかりしていますよね。
要は「切り替え」がしにくい席ということです。
切り替えができる人は良いと思いますが、私は全然ダメなので仕事用スペースを整えました。
特にイスはこだわりましたね。
いわゆるゲーミングチェアというやつで、腰や首をがっつりサポートしてくれるものにしました。
もともと猫背なので腰痛やら何やらが多かったのですが、この椅子のおかげでかなり快適に仕事ができています。
仕事の集中力にもつながるので、1日中PCを使っていても疲れ知らずではかどりますよ。
デュアルディスプレイの準備
「デュアルディスプレイ」とは、モニター2台体制で仕事をするということです。
WEBライターは「調べること(リサーチ)」と「執筆」の2本柱で仕事をします。
このとき、執筆している画面と調べものをしている画面でタブを切り替えていると、それだけで集中力が切れたり、情報を見間違ったりするので案外面倒…。
そこで、「文章を書く画面用」と「調べものをする画面用」の2台のディスプレイを用意しちゃうわけですね。
作業効率が爆上がりで、「フリーランスになって一番買ってよかった!」と実感した装備です。
デスクも2台体制に合わせて買い直しました。
モニターを置く台に加え、横にちょっとした棚も完備。事務用品やインプット用の書籍、パソコンケースなどもすっきり収納できました。
ビジネス専用口座
今までの給与口座をそのまま使っても大丈夫ですが、フリーランスとしてどういう形で働くかによって口座を新しく開設しても良いと思います。
私は現在クラウドサービスを利用して記事ライティングのお仕事をしています。
「クラウドワークス」と「ランサーズ」を使っていますが、報酬の振込時の手数料が楽天銀行のみ110円で、そのほかの銀行は550円かかります。
数百円の差ですが、積もり積もれば結構もったいないと思って、ビジネス専用口座として楽天銀行の口座を作りました。
また、そのついでに投資も始めようと思い、一緒に楽天証券の口座も作っています。
記事やブログを書くだけでは老後に支障が出るので、退職金の一部を運用に回すようにしています。
働き方が変われば、お金の価値も今後の計画も変わります。
状況に合わせて、少しでも手数料の安い口座に乗り換えるのも一つのマネジメントだと思いますよ。
ビジネスプロフィール写真
私はライティングのお仕事で月額報酬が10万超えたのを記念して、プロのカメラマンにビジネスプロフィール写真を撮ってもらいました。
ライティングの仕事に慣れてきたとき、ふと気づいたのがプロフィール写真。
何の設定もしていないと影のようなイラストで、いかにもヤバいやつに見える(笑)。
とりあえずブログで使っていたイラストを入れてみたものの、紫色のカエルくんなので何だか微妙…。
今の働き方はネット上のやり取りだけなので、対面でお仕事するよりも相手の人となりが分かりにくい難点もあります。
少しでもこちらの雰囲気が伝わるようにして、信頼感・安心感を感じていただきたいと思ったわけです。
使ったのは「ミツモア」という、事業者と顧客のマッチングサイト。
そこでカメラマンを検索して見積もり依頼し、とても満足のいく写真を撮ってもらいました!
病院時代はメイクがほとんどできなかったので、久しぶりのフルメイク。
別人のようで驚きましたが(笑)、その後も自然な笑顔と「デキる人」風の写真に仕上げていただき、お願いして本当に良かったと思います。
お仕事をする上で重要なツールなので、私のように「月〇万達成したら撮る!」と目標にしても良いと思います。
自分の意識も上がって良いですよ!
絶対必要ではないけど、あったらより良いもの
ここから先のものは、仕事をしていて「欲しいなぁ~!」と思いつつ、「まぁ、なくても何とかなるか」「もっと報酬が上がったら検討しようかな」という、ちょっと微妙なラインのものです(笑)。
とはいえ、結局用意したものも多いので、参考までに見てもらえたらいいと思います。
ポケットWi-Fi
イマドキのファミレスはFree WiFiは当たり前。
コワーキングスペースも充実してきているので、まず必要ありません。
ポケットWiFiの月額使用料を見ても、毎月払い続けるにはちょっとお高い気もします。
私の場合はほとんど自宅で作業し、たまに気分転換で近所のガストに行くくらいなので、コスパが良いとは思えませんでした。
サブスクで出費するよりも「その料金分を稼ぐ方が大変だわ」という心境なので、今のところ導入の予定はありません。
セキュリティが気になる人は用意したらいいと思います。
【追記】
後日、やっぱりポケットWi-Fi買いました。そして、解約しました(笑)。
というのも、フリーWi-Fiはセキュリティ上どうしても不安があり、クライアントから権限をもらって開くファイルなどを使うのがだんだん心配になってきまして…。
結局自分でWi-Fiを用意して、フリーWi-Fiは使わないことに決めました。
そして!さらに後日。
上記のようにパソコンデスクやら何やらをそろえたら、自宅の作業スペースがこの上なく快適に(笑)。ネスレのドルチェグストもあるので、ドリンクバーの意味もなく。
ということで、おうちに引きこもって仕事をするようになったので、ポケットWi-Fiはいらなくなりましたとさ。
ただ、副業の方で出張などが多い方はあってもよいかと思います。
専業フリーランスなら、その辺は自宅の業務環境や、サブスクにお金をかけられるか次第なのではないでしょうか。
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ブルーライトカットめがね
これは買わなかった…というか、もともと前職で使っていたものをそのまま使っています。
やっぱりあるかないかで比較すれば、あった方が格段に目が楽です。
コンタクトをしているので、度なしのメガネで良いので価格も安いですし、ネットでは1000円程度で売っているのもよく見かけます。
メガネをかけると仕事モードに切り替えやすくなるので、ルーティーンの一つとして取り入れてもいいかもしれませんね。
パソコン専用スペース付バッグ
外で仕事をしようと思い立ち、モバイルノートを入れていけるバッグが欲しくなりまして購入しました。
今まで持っている大きめのバッグはトートバッグのみ。
それも、たまにある学会や研修会に使うだけだったので、あまりこだわりもなく買ったものです。
大きさ的にモバイルノートは入りますが、クッション性がなく破損の危険もあって使えませんでした。
そこからいろいろ探して見つけたのが、Nordace(ノルディス)という香港のブランドが販売しているバックパックでした。
リュックにありがちな野暮ったさが全くなく、とてもスタイリッシュ!
見た目と機能性に一目ぼれして即買いしました。毎日の相棒です。
モバイルノート専用スペースはクッションが入っていてフカフカ。
他にもポケットがたくさんあるので、細かいものも整理できて非常に使い勝手が良いです。
海外からの発送なので時間はかかりますが、一部国内のネットショッピングでも売っていました。
クーポンアプリ
普段行くファミレスのクーポンアプリがあると便利かもしれません。
私は一応「すかいらーくグループ」のアプリを入れています。
ただ、なぜ「一応」なのかというと、ドリンクバー単独のクーポンがないからです。
仕事でファミレスを使う時には、朝8時ごろにお店に行ってお昼前に帰ってきます。
お昼時はお店も混んでくるので、モバイルノートを広げて悠々と座っているわけにもいきません。
お店にもお客さんにも迷惑ですからね。
そうなると、朝イチでドリンクバーを頼んだだけでお店を出ることになります。
数百円で何時間も居座るので申し訳ない(笑)。
たまに罪滅ぼしのためにフードを頼んだりしていますが、アプリのクーポンが使えるのはそういったフード込みの注文時のみ。
テレワーク用にアプリを入れても、実際使う頻度はあまりありませんでした。
まぁ、無料アプリなので損をすることがありませんよ。
人脈
会社員の頃と同じ業界で独立するなら、やはり人脈はある程度あった方が有利。
ゼロから踏み出すより、一緒にお仕事をできそうな人がいれば仕事の足掛かりにもなりますし、技術や才能がある人は紹介からお仕事を得られるかもしれません。
現在はフリーランス市場が拡大し、クラウドソーシングなどもかなり定着しています。
人脈ゼロでも全く仕事が取れないわけではありませんが、高額な手数料を取られてしまうので早めに卒業したいところ。
会社を辞めるからといって縁も切ってしまうのではなく、良い関係性を築いたままお付き合いできるのが一番いいでしょう。
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でも、一番最初に準備するべきなのは…
今まではグッズ的なものについて書いてきましたが。
実は、もっと大事な「用意するもの」があります。
会社員からフリーランスになるということは、思ったよりも大きな変化です。
特に金銭面・精神面では大幅な軌道修正が必要になります。
周りを巻き込んでいく事態になるので、以下のことは必ず独立前に済ませておきましょう。
当面の生活資金は確保しておく
在職中に副業という形で進めていて、ある程度の収入のめどがついた状態で退職するならいいでしょう。
そうでない場合には、無職になった時と同じように半年~1年分の生活費を確保しておかないと危険です。
これ、本当に大事です。
フリーランスになった当初は「無給」になるというくらいに思った方が良いです。
特に家族がいる場合や住宅ローンがある場合には、より慎重に、より多くの資金を確保した上でフリーランスになる必要があるといえます。
私の場合にはそこそこ退職金が出ましたので、一部を投資に回しても1年は余裕で暮らせる程度にいただけました。
また、病気が原因で辞めていますので、傷病手当金もしばらく支給されます。
もちろん、支給元に現在の収入や仕事について開示し、受給しても差し支えないことを確認していますので、不正受給ではありませんのであしからず。
家族の理解を得ておく
「自分の人生だから」と話し合いを避けていたら、最悪離婚することにもなりかねないので、ここでいかに足並みを揃えておくかで今後の人生が決まると言ってもいいでしょう。
まずは毎月の支出と収入のバランスを具体的に整理し、フリーランスになってもやっていけると双方が納得できてから退職することを強くおすすめします。
片方が専業主婦(主夫)だった場合でも、共働きだった場合でも収入は著しく落ちます。
また、社員時代にあった福利厚生や公的補助なども一切なくなるため、突然身分が危うくなるのも事実です。
もちろん、自分で国民年金や健康保険などを納付すれば問題ありません。
それでも、手厚く守られていたときとは全く違う環境になるのは避けられません。
安定的に入ってきていた給与もなし、年に2回もらえるボーナスもなくて赤字の補填もできない。
その状況に自ら入っていくことを、パートナーに了承してもらわなくてはいけません。
「何とかなるよね~」で済まさず、きちんと腹を割って話し合いましょう。
途中で投げ出さないと心に決める
自ら恵まれた環境を手放して始めたからには、そう簡単に諦めない強さも必要。
「フリーランスになったけど、やっぱキツイから正社員に戻るわ」と思っても、その時に簡単に正社員として働けるかは未知数です。
どんなにキャリアや知識があっても、一度退職して再就職すれば「ただの新人」です。
厳しいようですが、謙虚にイチから学び直すくらいの気概を持って再就職しないと、頭でっかちの面倒な年上新人として冷遇されることだってあります。
自分が正社員時代だったころにも、ちょっと面倒な後輩が一人や二人いませんでしたか?
今度は自分がそうなっちゃうかもしれないって話です。
ある程度の収入を安定してもらうまでには、かなり時間がかかります。
自由な反面、常に仕事を取りに行かなくてはいけない世界なので、根気よく実績を積み上げていく必要があるのです。
どうしてもダメなら、先ほど書いたように謙虚な気持ちで再度働きましょう。
私も最悪の場合は、栄養士職での再就職を考えていますし、ライターの仕事を邪魔しない程度のパートでもいいかな、と思っています。
もちろん合言葉は「謙虚に・教えていただく立場」ということで。
個人的には、がんじがらめだった正社員時代よりも働くスタイルが選べるのでいいかな~っと思っています。
まとめ
自由を手に入れる分、自分でマネジメントすることも格段に増えるのがフリーランス。
私もまだまだ勉強中です。
家族やパートナーとの連携もしつつ、理想の働き方ができるといいですね!