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どうしたの?
何から手を付けていいか分からなくて。
やっぱり「食費」?
節約を始めようと思う理由や目的はさまざま。お金はあって損はないですからね。
- 生活できないわけじゃないけど、もう少し余裕がほしい
- こどもの教育費を確保しないといけない
- いずれマイホームを買いたいから、まずは頭金を貯めないと・・
- 老後が不安…現役のうちに貯金を増やしておかないと・・
節約を始めるにあたって大体の人が真っ先に考えるのが、ななちゃんのように「食費」から始めることではないでしょうか?
でも、いまいち効果が実感できないし、長続きしないと思う人も多いと思います。
そこで取り組むのが!
「買い方習慣」の改革。
ものの買い方は生活習慣の一つとも言えます。
染み付いたパターンがあるってこと。
食費が減らせない原因はその習慣にあるかも?
この記事では、れもん家で実践して大成功した買い物習慣改革をご紹介。
細かい食費は気にせず、節約できる実践的な方法を考えてみました。
出費を大幅減、マイナス家計から貯金家計へV字回復だ!
食費を「削る」のではなく「効率的」にする
私は管理栄養士として大学病院で10年以上働いており、そもそも食費を「削る」という概念が全くありません。
給料がそこそこ安定しているのもあるけど、それが理由ではないのです。
食費を削ることは、心身を削ること。生きていく上で基礎になる部分を削ることに直結するから。
一度削れてしまった体と心を取り戻すのは本当に大変。
だから、食費は削らない。かといって、お金は無尽蔵にあるわけではないのも事実。
神経を尖らせず、家計を立て直すにはまず「効率化」が大事。
効率的な買い方が身につけば、自然と食費が下がって安定してくるもの。
あなたも一度見直して、ざっくりゆっくり節約しましょ。
食費が減らせないのはなぜ?
確かに食費は毎日かかるものなので大きいですよね。
安い食材を買い揃えておけば安心な気がして、1円でも安いものを求めて試行錯誤。
でも、がんばって続けているのに楽になった感じがしない・・。
いろんな理由がありそう。
こどもが育ち盛り
離乳食から幼児食になる頃なんて、食べる量はホント少ない。
でも、小学校に上がるくらいから食べる量が突然増えてくるのがこどもの食欲。
今まで通りの量で用意してると「足りない!」なんて言われてビックリ!
かといって、我が子にひもじい思いをさせるのはイヤだからどんどん買い込む。
食べるのが好き
嫌いって人は少数派かもしれないですが。
毎日違うものを食べたいし、味付けも違うものを食べたい。
当然食材もたくさん買うが、本格的にしようと調味料を買い揃えたりして余計な出費になることも。
あるいは、外食やデリバリーでちょこちょこお金を使うことも多そう。
1回ごとの金額が大したことなくても、後からカードの請求額を見て呆然・・なんて経験は1度や2度じゃないかも。
最近はデリバリーが増えちゃったからな~。
そもそも家計簿とか計算とかムリ
ステキな表紙の家計簿を買ってみた。口コミが高い家計簿アプリを有料会員でダウンロードしてみた。
レシートは捨てずにせっせと入力。お財布の中も口座の中もこまめにチェック。
そんなん続いても3日~1週間。
分析できるほどの期間もなく、意気込んで使った家計簿代や登録料が消えたのみ。
もはや新手の無駄遣い。
思い通りにはいかないし、時にはどれだけ苦しい状況なのかに直面させられるのもツライ。
計算し始めると、いつもなら気にしないような1円単位のズレが気になるようになることもザラ。
前よりもストレス爆上がりなんてことになれば、そりゃ続かないですよね。
ちなみに、れもん家は上の全ての理由が当てはまります。
それでも、値段は見ないで買う
決して裕福なのではありません。
共働き夫婦とこども2人(小1、年少)の4人家族で、住宅ローンあり。
夫の収入はやや不安定。私は安定しているものの、諸事情により今はお休み中。
それでも、いちいち商品一つずつの値段は見ないで買います。
同じ商品で100円と200円のものがあったら、もちろん100円の方を買いますよ(笑)。その程度は見てます。
「〇〇円以下じゃないと買わない!」「あっちのスーパーの方がもっと安かった!」みたいな窮屈な節約は一切しないってこと。
十分やっていけているし、毎月貯金もできている状態。
食費は”一度だけ”ざっくり把握する
本当に「ざっくり」でいいので、まずはどの程度の食費が適切なのか、1度だけ考えてみます。
手取り額の15%~20%が適正額
食費の計算はいろいろあるけど、一番シンプルなのは収入に合わせて考えるやり方。
共働きの家庭は、世帯収入の手取りで考えればOK。
月の手取り収入 | 食費の目安 |
---|---|
~150,000円 | 22,500~30,000円 |
~200,000円 | 30,000~40,000円 |
~300,000円 | 45,000~60,000円 |
~400,000円 | 60,000~80,000円 |
~500,000円 | 75,000~100,000円 |
上の表は世帯の手取り収入に対応した食費の一覧。15~20%で計算した金額です。
表を参考に、これからのやりくりを考えてみましょう。
ちなみに、れもん家はこの範囲内でドンピシャでした。それなりにうまくできてるみたいです。
値段見てないのに(笑)。
ネット注文をメインにしよう
食費を適正額で維持するコツ。
それは、「あちこちで買い物しないこと」!
スーパーをいくつか掛け持ち、仕事帰りにコンビニ、飲み物はネット・・など、買い物する先が多すぎるのは散財のもと。
オススメは、メインで買い物する場所を決めておき、サブのお店で足りなくなったものだけ買い足すスタイル。
れもん家では
メイン2つ:西友のネットスーパー・コープ(生協)宅配
サブ:徒歩圏内のスーパー
にしています。
場所を決めたら、買うものとタイミングをざっくり決めてしまうのがポイント!
れもん家では、それぞれ買うものを下表のように分けています。
買い物場所 | 買うもの | |
西友ネットスーパー | 随時(週1) | 野菜、肉、卵、調味料、乾物など |
コープ(生協)宅配 | 金曜に配達 | 乳製品、米、惣菜、冷凍食品 |
近隣のスーパー | 随時(週1~2) | 魚、随時の買い足し |
役割をきっちり分けてしまうことで、買い物のダブリを予防しているわけですね。
それぞれの割り振りは、値段や質、使用頻度などを自分の基準で決めればOK。
いろいろ試したけど、今のスタイルがれもん家のニーズに合っていて、家計管理もしやすい状態になっています。
メリット満載なので、下にまとめてみました。
値段が比較的安定している
西友もコープも超大手。仕入れ量も半端ない。
値段も安いし、何より価格変動が少ないのが魅力的。
季節や天候によって農作物の価値は変わってしまうものの、体感的にはほとんど影響がない程度の誤差。
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「購入履歴」が使える
一番使う西友ネットスーパー。
ログインしてトップページに出てくる「購入履歴」がめっちゃ使えるんです!
その名の通り、以前に購入した商品が見られるページ。
食事は毎日作るけど、珍しい食材を使わなくても、調理法や味付けを変えれば十分バリエーションはあります。
そうなると、実際に買う商品は毎回ほとんど変わらないのが現実。
履歴に上がってきたものから優先して買えば、金額もほぼ一定に調整することができるというわけ。
重いものを持つ労力も、ガソリン代もいらないってサイコー!
余計なものを買わないで済む
実店舗に行かずに買い物することの最大のメリット!
棚の間をウロウロしているうちに、なぜかカゴは山盛りに。
「これいらないな・・」と思っても、わざわざ棚に戻しに行くのはめんどくさい。
で、帰った後に必要なものを買い忘れたことを思い出す・・。
毎日ちょこちょこ買い物に寄る人も多いと思うけど、実店舗で買う機会が多いほど無駄遣いリスクが増すものです。
そんな心配からサヨナラできるのがネット注文の強み!
決済前に最終の金額も表示されるので、ちょっと多いと思ったらカートを見返して不必要なものを削除するだけ。
れもん家では1回の買い物を
- ネットスーパーで6000~9000円以内
- 生協で5000円以内
になるように心がけています。
そうすると、メインの買い物だけで月に5万円前後になる計算。
- 朝食のパンなど毎日消費するものの買い足し
- お菓子作りの材料などの趣味
- 外食・出前
などをプラスしても予算内に収められるので安心!
食費の目安に合わせたざっくり予算と回数を決めておけばオーバーしません。
連携サービスのポイントがざっくざく!
西友のネットスーパーの支払いは、楽天の会員登録が必要になります。
その分、買い物すれば楽天ポイントが貯まるんです!
他のネットスーパーでもポイントが貯まるので、住んでいる地域に対応しているところを探してみるのもオススメ。
西友ネットスーパー:楽天ポイント
イトーヨーカドーネットスーパー:nanacoポイント
おうちでイオン イオンネットスーパー、ダイエーネットスーパー:WAON POINT
使うにあたって、いろいろ検討しましたが・・。
注文画面の見やすさだったり、品揃えや値段なども含めて、我が家としては西友が一番使い勝手が良かったです。
夫が楽天のクレジットカードを持っているのも大きかったかな。
コープも独自のポイントが貯まります。
ポイントを商品と交換したり、支払いに換算して使えるのでとっても便利!
そもそも、クレジットカード払いで設定しておけばそっちでもポイントが貯まるので、買えば買うほど次の買い物がお得になる!
まさにポイントざっくざく。
れもん家では、貯まった楽天ポイントで外食したり、家具を買い替えたりして有効活用してます。
コープ以外にも、食材の宅配サービスはたくさんあります。
ご家庭のニーズに合わせて比較してみてもいいですね。
ムダ遣いしない習慣を身につけよう
「大容量」はやめよう
食材にしろ、調味料にしろ、たくさん入っている方がお得感もあるから、つい手を出しがち。
絶対に全部使い切れますか?
確かにグラム当たりの単価は大容量の方が若干安いけど、気にするほどの金額ではないんですね。
それよりも、余っちゃって期限が過ぎたので泣く泣く捨てる・・という方がよっぽど無駄遣い。
基本は使い切れる量のものを買って、捨てる頻度を減らした方がずっと安上がり。
肉や魚などの大容量を買うなら、半分は使う・半分は冷凍して使うようにしましょう。
調味料の大容量はあまりオススメしません。場所も取るし、封を開けた時点から空気に触れて劣化が始まります。
れもん家では液体調味料は1リットルまで、それ以外の調味料は300~500g程度のパックで抑えています。
オリーブオイルなど、酸化が進みやすい食材・調味料は特に小さい規格を買うように気をつけています。
「値下げ品」に惑わされない
よく食品売場でワゴンに入っている「値下げ品」。
買うつもりがないのに買ってしまうには十分な魔力。
半額程度になっているので明らかにお得だけど・・。
お目当ての食品がたまたま値下げされていたときだけにしましょう。
また、特売日に合わせて買い物に行くのもオススメしません。
上の項目でも書いたように、実店舗では余計なものを買いがち。
安いものを求めて行ったはずなのに、お会計金額が予想以上に跳ね上がっては元も子もないのです。
残りが少なくなったらすぐにメモ
無駄遣いでよくあるのが、調味料ストックのダブリ。
もう家にないと思って買ってきたけど、実はまだ何本もあったというのはよくある話。
少なくなった時点で、さっとメモしておくのがオススメ。
次の買い物のときに買うべきものが分かるし、逆にメモに書いていなければ買わなくていいってこと。
スマホのメモ機能でもいいけど、料理中にスマホを開いてメモるのは意外と面倒。
100均で売っているホワイトボードなどが使いやすいですね。
ポイントは、メモするところを決めておくこと。あちこちに書いたら意味なし!
同じように、調味料や乾物のストック場所も決めておきましょう。
これは洗剤など、食品以外の生活必需品にも言えること。
何でも整理整頓が必要ってことですね。
デイリーの飲み物は水出しのお茶に変える
ペットボトルのお茶をケース買いしている人はすぐにやめよう!
2リットルのペットボトルが6本で700~800円程度かかる割に、家族4人もいればあっという間になくなってしまいます。
一方、水出しのお茶パックなら50パック(1パックで1リットル程度作れる)で300円程度。
ゴミの量も減るし、経済的でコスパ抜群。
ペットボトルを減らせば環境にも良いし。
食費を気にしない生活 ~最新家電を取り入れよう~
これは高額な投資になるので、絶対オススメとまではいかないけど、個人的には大成功だったので書いてみました。
れもん家で活躍中の家電は・・
- 食器洗い乾燥機(省エネ機能あり)
- ドラム式洗濯乾燥機(省エネ機能あり)
- ホットクック(電気自動調理器)
- 空気清浄機(加湿機能、省エネ機能あり)
省エネ機能は、イマドキほとんどの家電にはついてるか、設計上電気を食わないようにできています。
ポイントは「いかに時短になるか」ということ。
共働きの家庭かどうかに関わらず、家事の時間を短縮することは大事。
掃除をするなど、時間の余裕がなければできないような、生活環境の整備に取り組むことができます。
環境が整うと、必要なものと不必要なものを選定しやすくなる傾向に。
趣味とか新しいことにも挑戦できるし。こういうブログを書くとか。
出費に躊躇する家電や、何度も使うか分からないような商品はレンタルしてお試しで使ってみるのも◎。
良かったら購入するようにすれば、物置の肥やしもかなり減らせます。
イマドキは何でもレンタルできるみたいですからね。
他にも、住宅費を減らすために引っ越したり、格安スマホに乗り換えたりしました。
ネット回線も乗り換えてます。
置くだけで使えるWi-Fiにすれば、賃貸の人や工事費を節約したい人、工事の順番待ちをせずにすぐ使いたい人におすすめです。
食費以外の固定費削減も大事。
私のブログではこちらでも書いています。
ヘルシオ・ホットクックと作る、美味しい時短ライフ ~調理の時間と手間を大幅削減~
食器洗い乾燥機はやっぱりすごかった!食後のストレスとサヨナラしよう
食費は気にしない!「買い方習慣」の改革でざっくり節約術! まとめ
お金のやりくりの中でも、大きなウェイトを占めるのが食費。
逆に言えば、食費の管理がスムーズにできるようになれば、自然と余裕が出てくるのも事実。
1円を削り出すような生活は、もはや趣味の域に達するようなもの。
まずは帰り道にコンビニで寄り道するのをやめてみようかな~。
買い物の良いクセがつくようにしてみます!
- 食費を「削る」のではなく「効率化」する。
- まずは必要な食費を「ざっくり」把握する。
- あちこちで買い物すると散財のもと。
- 買い物場所はメインとサブで役割を分ける。
- 目先の値段に惑わされない。
- 整理整頓して在庫を確認しやすくする。
- ネットスーパーやポイントを活用する。